黒人の活動家や弁護士がリードし、中心となる刑務所廃止のためのコレクティブ。コミュニティを基盤とした運動を通して、公判前拘留制度、そして最終的には大量投獄の廃止を求めている。5月中は母の日を記念し黒人の母親たちが一人でも多く釈放されるよう、寄付を募っている。

警察への資金の投資を引き揚げ、地域のための長期的安全対策を求める合同団体。2018年に設立され、警察の資金がミネアポリスの安全を実際に促進させる他の分野に分配されるように、地域の人々や市議会議員に働きかけている。暴力防止対策部や若者のホームレスのためのサービス、そして全米で問題となっているオピオイド危機などに、警官を新しく採用するための予算を使用することをミネアポリスに要求している。

今回のデモ抗議のきっかけとなったGeorge Floydさんのご兄弟によるクラウドファンディング。葬儀や埋葬の費用、精神的なカウンセリング費用、裁判手続きのための渡航費や宿泊費などを集めるために設立。資金の一部はGeorge Floydさんの子供たちの養育費などのために使われる。

黒人によるクィアとトランスを中心としたコミュニティ団体で、ミネソタ州における黒人支援のキャンペーンやリーダーシップ育成などを実施している。

デモ抗議などで怪我をした人を手当する路上救護隊や医療提供者などが中核となるヘルス・コレクティブ。

\クラウドファンディングや署名: 警官による黒人の殺害は残念ながらも後を絶たない状態です。他にも不条理な死を遂げた人たちの遺族の方々が寄付金や署名などを募っているので、こちらで一部紹介します。

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2020年5月27日に、フロリダ州タラハシーで黒人のトランス男性Tony Mcdadeさんが警官に殺害された事件を受けて遺族の方を代理して実施。葬儀費用やカウンセリング費用などのため、Tonyさんの母親に資金が送られる。

2020年5月13日に、ケンタッキー州ルイビルで黒人女性のBreonna Taylorさんが自宅へ突入してきた警察に殺害された事件において、起訴を求める署名活動。警察は違法に、事前予告なしで麻薬の手入れを行うために自宅に突入し、彼女を撃ち殺した。その後、間違った家だったということ、そして追っていた男性はすでにその時には逮捕されていたという信じがたい事実が発覚した。

2020年2月23日に黒人男性のAhmaud Arberyさんがジョージア州ブランズウィックで近所をジョギングしている最中に、白人の父親と息子にトラックで追われ、銃殺された事件。その父親が郡の元地方検事、そして元警官であったことも関与し、証拠動画が公開されたのは事件の6週間後となり、2ヶ月以上経ってから重罪殺人容疑で逮捕された。ご家族のケアとAhmaudさんの殺害の正義を追求する活動のための資金。